形成外科・美容外科
形成外科・美容外科
形成外科・美容外科では、粉瘤や脂肪腫など皮膚のできものの手術から眼瞼下垂症・二重瞼形成術・上下眼瞼しわとりまで様々な手術を行っています。身体にできた皮膚のできものや目が開けづらくなった・まぶたが重い・目の下のクマが気になる・目を二重にしたいなどのお悩みまで形成外科専門医が担当いたします。美容外科の相談は完全予約制となります。
形成外科・美容外科 担当医
医師名:朝蔭 洋子 医師
眼瞼下垂とは、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)が緩んだり外れて、まぶたが上がりにくくなった状態を言います。
原因には、まぶたを擦ること、コンタクトレンズの長期使用、生まれつきの一重まぶたなどが挙げられます。
(当院では生まれつきの眼瞼下垂については手術を行っておりません。)
下記のような悩みや症状は、眼瞼下垂があるために、無意識のうちに額の筋肉を使ってまぶたを無理やり上げることが原因で起こっている可能性があります。
まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋」が、まぶたの縁からはずれたり、伸びて力が伝わりにくくなった状態です。
病的ではありませんが、眼瞼挙筋の力が瞼の縁に伝わりにくいので、額の力を利用して瞼をもちあげるようになります。
重症筋無力症、眼窩腫瘍、脳疾患、糖尿病、先天性 など。
※当院では先天性眼瞼下垂の手術は行っておりません。
手術直後~翌日
ガーゼをあててお帰りいただきます。当日は入浴を控え、患部を冷やしながらお休みください。
翌日
外来でガーゼをはずし、消毒をします。前日よりも腫れて開きづらくなりますので、その後はメガネでお過ごしください。夜からシャワー・洗顔が可能です。腫れはおよそ7〜10日間で軽減します。
術後7日目
抜糸をします。この時点ではまだ、一時的な開きにくさや左右差を認めることがあり、およそ1カ月で改善します。
まぶたの裏側に針を通さないため、まぶたへの負担が少なく安全かつ自然な仕上がりで、若い方にも適しています。
鏡を見ながら二重ラインを決め、点眼麻酔と細い針穴で皮膚に局所麻酔をします。ライン上に3〜4箇所、小さな穴を開け、細い糸を、「真皮>眼輪筋>皮下脂肪>瞼板」の順に鎖編みをしながら繋ぎ合わせ、最後に結んで終了です。
術後
数時間~、コンタクトレンズ装着が可能です。当日は入浴、激しい運動を避けて冷却してください。
翌日
洗顔、メイクが可能です。術後内出血を認めた場合、数日~10日間で消退します。
1カ月後の検診
二重が戻った場合、無料で再手術を行います。
術後1カ月間は、まぶたを強く擦ったり裏返したりしないでください。
上まぶたの皮膚が加齢によって伸びて垂れ下がってくると、疲れて老けた重い印象を受けるようになります。
さらに、このたるみが目にかぶさると視野が狭くなるため、無意識のうちに眉毛を釣り上げて目を広げるようになります。
そのため、額〜頭にかけての疲れ、額のシワ、頭痛の原因となります。上まぶたのたるみを解消することで、見る機能と見た目の印象が良くなるだけでなく、頭痛や額のシワも同時に改善します。
まぶたの皮膚が厚い方や、術後のダウンタイムを短時間にとどめたい方に適した方法です。
眉毛の下縁に沿って余分な皮膚を切除し、リフトアップします。傷跡はいずれ眉毛になじむので、ほとんど目立ちません。
二重ラインが変わらないので自然な仕上がりですが、二重ラインを変えたい方は重瞼術を追加します。(別料金)
目元を切開しないため術後の腫れは1週間ほどで消退します。
まぶたの皮膚が薄い方や、同時に二重ラインを作成したい方に適しています。
希望の二重ライン上を切開して余分な皮膚を切除し、同時に二重を形成します。
瞼の皮膚が厚い方にこの方法を行った場合、重く腫れぼったい印象の目元になることがあります。
術後の目元の腫れは、2~4週間ほど続きます。
手術直後
傷にガーゼをあててお帰りいただきます。当日は入浴を控え、患部を冷やしながらお休みください。
翌日
外来で消毒をします。その後は、シャワー・洗顔が可能です。処方された軟膏を塗布してください。
術後〜7日目
抜糸をします。
術後まぶたが腫れることがありますが、数日で落ち着きます。傷あとは、術後早期はメイクで隠れる程度の赤味と、わずかな凸凹を認めることがありますが、術後数カ月で柔らかくなじんできます。
汗管腫とは、下まぶたから頬、または上まぶたから額によくみられる数ミリ程度の良性のできもので、肌色もしくはやや黄色がかっています。
汗管腫にかゆみや痛みはありませんが、目立つ部位にできやすいため見た目を気にする方は多いです。
思春期以降の女性に比較的多く現れ、自然に治癒することは期待できず、年齢を重ねるごとに数が増えたり大きくなったりする方もいます。
当院で行っている治療は以下の二つです。
ほくろやイボなどの除去方法として現在最も主流であり、大きさが5mm以下の盛り上がりの少ないほくろや
メスを用いる手術よりも傷口はきれいに仕上がり、通常出血はなく、最終的には周囲とあまり差のないきれいな結果が得られます。
腫瘍が大きい場合や、小さくても連続性に存在する場合は、切除術の適応となります。
腫瘍の深さまで確実に切除できるため再発の心配がありません。切除可能な幅には限界があります。
通常は保険適応となりますが、同時に下まぶたのたるみ取りを行う場合は下記のように自費診療となります。
手術直後
ガーゼをあててお帰りいただきます。当日は入浴を控え、患部を冷やしながらお休みください。
翌日
外来でガーゼをはずし、消毒をします。
術後7日目
抜糸をします。