多汗症
多汗症

多汗症(たかんしょう)とは、体温調節に必要な量を超えて汗が出てしまう状態を指します。
暑くない環境や安静時でも大量に汗をかき、日常生活や学校生活、仕事に支障をきたす皮膚疾患です。
皮膚科では、以下の部位の多汗症について多く相談を受けています。
明らかな病気がないにもかかわらず、特定の部位に左右対称に強い発汗がみられるタイプです。
現在、皮膚科で診療する多汗症の多くがこのタイプです。
何らかの病気や薬剤の影響によって起こる多汗症です。
全身に汗をかくことが多く、急に発症した場合は検査が必要になります。
汗は、交感神経から分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質によって、汗腺(エクリン汗腺)が刺激されることで分泌されます。
原発性多汗症では、汗腺の数が多いわけではなく交感神経の働きが過剰になることで必要以上に汗が分泌されてしまうと考えられています。
これは「体質」の要素が強く、本人の努力や精神力の問題ではありません。
以下の項目に当てはまる場合、多汗症の可能性があります。
※2項目以上当てはまる場合は、皮膚科での相談をおすすめします。
エクロック®ゲル、ラピフォート®ワイプなどの保険適用外用薬を使用します。

汗腺に作用する神経伝達をブロックし、数か月間、発汗を大幅に抑える治療です。
当院は、保険適応の原発性腋窩多汗症(重度)に対するボトックス治療を行なっております。
初回の診察で、原発性腋窩多汗症(重度)と診断された場合、薬剤取り寄せ後の1週間後以降に注射可能となります。
詳しくは診察の際にご説明いたします。 お気軽にご相談ください。
小児でも、

など、心理的負担が大きいケースがあります。
「成長すれば治る」と我慢せず、早めの相談で生活の質を改善できる場合があります。
多汗症は、
我慢するもの
体質だから仕方ないもの
ではありません。
症状の程度や年齢、生活スタイルに合わせて、適切な治療を選択することで、日常生活は大きく改善します。
汗でお悩みの方は、ぜひ一度皮膚科にご相談ください。